ミラージュカップ
(H13年7月15日 桃山テニスコート)






今日は、年に一度のクラブ対抗戦です。
ダブルス3ペアを確保するために、通常トーナメントに出なくなった人も(無理やり?)駆り出されます。
『おっ、久しぶり!腹に貯金できたんじゃないが?』というような会話もちらほら・・・・。

うーーーーーん、メチャクチャあづーーーイ。
雲無し、風無しのカンカン照り。
暑さで倒れた人がいたのか、桃山に救急車が2回も上がってきました。
どうやら隣のサッカーグラウンドの方で何かあったみたいです・・・。

本題のほうに入りますが、今年もこの天気に負けないような熱い(暑い?)戦いが繰り広げられました。

まず男子ですが、下馬評ではDEC・Aとローンの2強で固いと目されていましたが、ここにまったをかけたのが古豪スギノです。
第一ペアスギノ勝ち、第3ペアローン勝ちの1勝1敗が決まり、残るは
第2ペアの結果次第です。
ローンは第2ペアに超強豪!村瀬を要し磐石の構えの予定だったのですが、暑さのせいか格下の相手に思わぬ苦戦を強いられ、試合はタイブレークに!
タイブレークも一進一退の攻防が続き、途中かなりきわどい場面もありましたが、結局タイブレーク9−7でローンの勝利。
両者合わせてマッチポイントが10ヶ近くあった試合に決着がつきました。
勢いにのったローンは決勝も3勝0敗で完全勝利です。
但し、いずれもほんの僅差でした。(スコアではなく内容が)

この決勝で、おもしろい場面があったので、紹介します。
第2ペアの対戦で、ローン(村瀬・西尾)4−3リードで西尾のサーブで40−40(ノーアドバンテージ)です。
この数ゲーム前に西尾の足が痙攣してしまいましたが、気力で力の
あるサーブを入れ続けてなんとかここまでこぎつけました。
この場面で、西尾はファーストサーブでおもむろにアンダーサーブを放ち、それがサイドラインギリギリの浅いところに入りました。
意表をつかれてあわてたリターナはこれをリターンミスし、一目で勝負どころと分かるこのゲームをものにしました。

その後、先に第1、第3ペアの勝利が決まり、この試合は消化試合となってしまいましたが、西尾のファイティングスピリットには感心しました。
そう、いつぞやのフレンチオープン、レンドルーチャン戦を思い出しました。
あのアンダーハンドサーブでマイケルチャンは生涯のビッグチャンスをものにしましたね。

とにかくローン男子の皆さん、おめでとう!!

女子は・・・・ゴメンなさい。
よく見ていませんでした。
結果は、スギノ女子が昨年に続き優勝を決めました。
あの、なっちゃん、みおちゃんのいるチームです。
関係者の話によると、彼女達は今回の試合のために冬の間にそろいのウェアを注文していたとのことです。
その意気込みを保てれば、来年も期待大ですね。
スギノ女子の皆さん、おめでとう!!
以上、ミラージュカップ速報!でした。
from yau